ALOHA 🌺 Ukulele Labo の SUMI です。
昨今のテレワーク人口の増加に伴い、ビデオ通話・会議システムの需要も増大しました。それに伴い、今まで有料だったシステムを期間限定で無料公開していたり、新しいシステムを公開するところが増えています。
今回は、オンライン・ウクレレのサークルやレッスンに使えそうなビデオ通話・会議システムを、いくつか試してみたので、その感想などをお話ししたいと思います。
オンライン・ウクレレに必要な条件
数多くあるビデオ通話・会議システムの中から、『コレは試してみよう』と絞り込むための条件を、私なりに挙げてみました。
専用アカウントなしで参加できる
会社のチームなど、固定のメンバーで作業する場合は良いのでしょうが、その時によってメンバーが違う、または不特定多数ではないけれど、メンバーに気軽に参加してほしい、という場合は、ホスト(主催者)以外の人はそのシステムのアカウントを持っていなくても参加できる方が、主催者としてもメンバーを集めやすいでしょう。
ウクレレ・サークルや、ウクレレ・グループレッスンの場合は、このパターンに該当すると考えられます。
楽譜ファイルの共有ができる
楽譜ファイルなどの資料・コンテンツをオンライン上で表示することができれば、手元に紙の楽譜がない人でも、参加してもらうことが出来ます。
また、画面上で『ココから弾きます』など示すことができれば、なお便利です。
その他、できれば・・・
- 音の遅れが少なく、キレイに伝わると良いな。
- お値段が無料に近いほどありがたい、個人なので・・・
- 人数は多くなくて良いけど、時間はある程度欲しいな。
とまあ、同じオンライン・ウクレレでも、運営される方によって条件は様々だと思いますが、私はこれらの点に着目しながら、いくつかピックアップしてみました。
試してみたビデオ通話・会議システム
zoom
オンラインの講義やレッスンで広く使われているビデオ会議システムです。
リアルタイムメッセージングとコンテンツ共有が可能な企業向けビデオ会議。
zoomのHPより
とあり、私の挙げる条件とピッタリ合っていました。
アカウントなしでも参加できるし、楽譜ファイルの共有ばかりか、一緒にブラウザのYouTubeを見ることもできました!
音拾いも良いし(※)、申し分ないのですが、無料プランだと、3人以上のグループミーティング時間が1回40分までとなってしまいます。
(※動作と音のズレは、お使いのデバイスにより多少出ます)
接続回数に制限はないので、一旦ミーティングを終了して、再度同じメンバーで接続しなおせば、ミーティングを継続できるのですが・・・。
時間制限をなくすには、有料プランへの登録が必要です。個人で使うには『安い!』というお値段ではありません、残念ながら・・・。
オンライン・ウクレレ・個人レッスンであれば、zoomがオススメであること、間違いなしですね。
zoom を見てみる
Google Meet(旧Hangouts Meet)
Googleの提供するオンライン会議システムです。
アカウントなしでも参加可能、楽譜ファイルの共有もできます。
時間も60分まで無料!(2020年9月30日までは時間無制限)
時間制限をなくすための有料プランも、zoomよりお安くなってます。
えっ、じゃあzoomよりいいじゃん!と思われるかもしれませんが、
マイク・スピーカーの認識が出来たり出来なかったり・・・することがありました。少し使いこなすまでに慣れが必要かもしれません。
また、楽譜ファイルの共有は出来るのですが、『共有されました』と表示が出るだけで、どのように相手方に表示されているのか、共有する人には見えません。この点は、少しだけ不便です。
Google Meet を見てみる
Facebook Messenger Rooms
『フェイスブック』のメッセージングサービスである『メッセンジャー』において公開されたビデオ会議機能です。
アカウントなしでも参加可能、楽譜ファイル(画面)の共有もできます。
時間も無制限で無料!
えっ、じゃあzoomやGoogle Meetよりいいじゃん!と思うかもしれませんが・・・
『ひとり一画面』を所有する感覚になっていて、楽譜ファイルなどのコンテンツを共有すると、自分の顔は映せなくなりました。
これでは、『ウクレレを構える手元を見せながら、楽譜も見せる』ということが出来なくなります。
こちらの要求が欲張りなのかもしれませんが、やはりこの点は少しだけ不便です。
Facebook Messenger Rooms を見てみる
LINE のビデオ通話
最後に、こちらは参加者全員がLINEのアカウントを持っていないと出来ませんが、今やLINEのアカウントを持ってる方は多いと思いますので、候補になるかもと思い、試してみました。
予めグループを作成しておいて、そこでビデオ通話を開始します。
やはり、前出のビデオ会議システムとは違い、内輪の友達グループで『わいわいテレビ電話をする』という感覚になります。
『画面共有ができる』とあったので、試してみましたが、マニュアル通りにうまく共有出来ませんでした。
デスクトップの画面をそのまま共有することしか出来なかったので、自分たちの写ってる画面が、そのまま共有されるだけでした。
あらかじめ、LINE通話の画面と重ならないように、ずらして楽譜ファイルを開いておき、共有すれば上手くできるのかもしれません。
いずれにせよ、他のビデオ通話・会議システムに比べて、画面の共有が難しかったです。
LINE『無料でビデオ通話をする【パソコン版】』 を見てみる
まとめ
なんだかんだ言って、現時点ではzoomが使いやすいというのが、私の結論です。
zoomは1年以上前から使っているので、使い慣れてるということはあると思いますが。
今後も様々なバージョンアップや新サービスが登場しそうなこの『ビデオ通話・会議システム』、オンライン・ウクレレに最適なシステムを、これからも探し続けたいと思います。
以上、何か少しでも皆様の参考になることがあれば嬉しいです。
MAHALO 🌴 A Hui Hou
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