アロハトーキョー2019で、マカナのステージを観てきました。
それまでいくつかのコンピレーションアルバムでマカナの演奏を聞いた事があるものの、生で彼の演奏を聴くのは初めてだったので、それはそれは楽しみにして出かけました。
マカナの超絶スラッキーギターの演奏はもちろんのこと、歌声も素晴らしく、期待以上の幸せに包まれて夢見心地で帰ってきました。
スラッキーギターとは、ギターをSlack Key(ゆるめたキー)で調弦して弾くギター奏法で、いくつもの調弦の種類があるようです。
1曲ごとにチューニングを変えて、同じスラッキーギターでも様々なテイストの演奏を聞かせてくれました。
サニー・チリングワース(Sonny Chillingworth)を師としてきたマカナは、今は亡き師についても、「いつもステージの時は側にいてくれる気がする」と言っていました。
そして来日したのも10年ぶりだったそうで、とても日本に来れたことを喜んでいると語ってくれました。
更になによりもジーンとしてしまったのが、「日本の人々がハワイアンミュージックを愛してくれてとても感謝している。そうでもなければ、今日のハワイアンミュージックはここまで生き延びて発展することはなかっただろう。」と言ってくれたことです。
それはもう、会場は拍手大喝采でした。
こちらこそありがとう、マカナ!