皆さんは、ウクレレに対してどんなイメージをお持ちですか?
ウクレレって小さくてかわいくて・・・コロコロした音が鳴る感じで・・・とか。
でも、YouTubeとかでウクレレ弾いてる人の持ってるヤツって、なんか大きそうだな、ギターほどではないけど。
なんて、思ったことがあるかもしれないですね。そうなんです、ウクレレにはサイズがいくつかあるんです。
それではこれから、日本でもよくみかけるウクレレのサイズを見ていきましょう。
ソプラノ(スタンダード)サイズ
日本人がまず「ウクレレ」と聞いてイメージするサイズが、写真左側にあるソプラノサイズです。
よくスタンダーソサイズとも呼ばれ、一番小さいサイズになります。
日本よりも体(手)の大きい人の多いハワイでは、ソプラノサイズはお土産用サイズだとかで、あまりメジャーなサイズではないようですが。
日本では、これから始める方で、特に希望のない方には、「これぞウクレレ」というイメージに近い、ソプラノサイズを私はオススメします。
お子さまが始められるのにも、まずはソプラノサイズが良いでしょう。
ウクレレを始めるのに必要な小物がセットになった、ウクレレ初心者セットもあります。
次にご紹介するのは、1番上の写真中央のコンサートサイズです。
コンサートサイズ
フレット(指板に打ち込まれている金属の細い棒)の間隔がソプラノサイズよりも広くなるので、ソロ弾き(メロディーを弾くこと)で一音ずつ追いたい時や、ハイフレット(ボディに近い方のフレット)を多用する場合に、便利なサイズです。
テナーサイズ
コンサートサイズよりも更に大きいのが、1番上の写真右側のテナーサイズです。
ジェイク・シマブクロをはじめ、最近の若いウクレレプレイヤーは、このテナーサイズを使っている方が多いですね。
全体のサイズもソプラノサイズより随分大きくなり、音もギターに近い感じになってくると言われています。
その他のウクレレたち
更に更に、もっと大きいバリトンというサイズがありますが、私は楽器屋さんで実物を見たことがありません。チューニング(調弦)も上記3サイズとは異なります。
これらサイズが異なるウクレレたちの他にも、弦の数が異なるものや、ベース仕様、エレキ仕様、等の変わりウクレレたちもありますが、それはまた別の機会に紹介したいと思います。