カポタストって何?〜ウクレレ用カポの役割とその用途〜

ウクレレとその仲間たち

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ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

「2カポで原曲キーで弾き歌えます。」とか、「1カポでFね。」って何?

という方のために、今回はウクレレ用カポタストについてお話ししたいと思います。

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カポタストとは?

カポタストとは、ウクレレやギターなどの弦楽器を簡単に移調できる道具で、略してカポと呼ばれます。

元々ギター用にあったカポですが、ウクレレでも使えるようにと、後からウクレレ用のカポが販売されるようになりました。

どうやって使うの?

ネックの指板の弦を押さえ込むようにして、ネックごと挟み込んで使います。

ザックリ言うとナットの位置、つまり0フレットの位置を変えることによって、移調ができる仕組みです。

ウクレレの場合、開放弦が『G C E A』のところ、例えば2フレットにカポを装着すると、開放弦が『A D F# B』となります。

Cのコードフォーム(1弦3フレット押弦)を2カポで同じように弾くと、実際の音は2フレット分上がって、Dコードを弾いているということになります。

つまり、Dキーの曲を、Cキーのコードフォームで弾くことが出来るようになるんです。

どんなタイプがあるの?

カポタストには、ネジ式とバネ式があります。

ネジ式

ネジでしっかり装着するタイプです。

付けるのに少々時間がかかりますが、安定感がありそうです。また、見た目がスッキリしていて、演奏もしやすそうです。

バネ式

バネがついており、クリップを挟む感覚で装着します。

気軽につけはずしが出来て便利ですが、ネジ式のものよりも、バネの部分がコードを握る手と干渉しやすく、演奏しにくい場合があります。

どのくらいの人が実際にカポを使ってるの?

では、実際にウクレレ愛好者のうち、どのくらい割合の方が、カポを使っているのでしょうか?

気になったので、聞いてみました。

半数弱の方がカポを持っていて、実際に使っている方は全体の3割程度でした。

どんな時に使うの?

アンケートの結果から見て、カポタストはウクレレ愛好者の必需品とまではいかないことが分かりました。

ウクレレソロなど、ひとりで演奏が完結する場合は、使う必要がありません。

自分の演奏しやすいキーを選んで、演奏すれば良いのですから。

ひとりで弾き語りをする時も、押さえやすいキーで押さえて、あとは自分の声に頑張ってもらえば良いので、必要ないですね。

では、どんな時に使うのでしょうか?

音源と合わせて練習したい時

アーティストの音源と合わせて弾き歌いたい時は、カポを使うのが便利でしょう。

バンド曲など、ウクレレでの伴奏を想定していない曲では、ボーカルの声域に合わせてキーが決められているので、ウクレレではコードが押さえづらい場合があります。

セッションしたい時

誰かと合奏したい時、特にウクレレ以外の楽器の人と合奏する時は、カポを使うと、即座に相手のキーに合わせて弾くことが可能となり、便利です。

コードを耳コピしたい時

耳コピしたい音源を聴いて、『ウクレレでコード伴奏するとしたら、このコードかな?あのコードかな?』とウクレレを弾きながら探す時に、馴染みのキーで探す方が、断然楽です。

音源とウクレレのキーが同じになるように、カポをネックに挟んで、音取りをします。

ちなみにコードが押さえやすく、馴染みのキーとは、音階の基本であるキーC(ハ長調)か、そこから離れたキーF(ヘ長調)あたりとなります。

カポタストに興味を持ちながらも、長い間カポを持っていなかった私は、とうとうこの用途でカポを購入しました。

いちいち頭で移調しながら、音源とウクレレ音の間を行ったり来たりするのは、非常に疲れます。私も『あー、買ってよかった』となりました。

以上、最後は少し脱線気味となりましたが、『カポタストって何?〜ウクレレ用カポの役割とその用途〜』でした。

「カポってなに?いつ使うの?」と思っていた方の参考になれば、嬉しいです。

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