
チューナーが欲しいんだけど、“ウクレレ専用“の方が良いのかな?

“ウクレレ専用“である必要はないと考えます。
“クロマチック•チューナー”の方が、逆にチューニングしやすいと思います。
他の弦楽器にも使えて万能なんですよ。
ALOHA 🌺 Ukulele Labo の SUMI です。
長年クリップ式チューナーを使っていますが、これまでに使ってきたクリップ式チューナーの中でも、クロマチック•チューナーと呼ばれる物が私のオススメです。クロマチック•チューナーを使うことで、チューニングの音を覚えることが出来るようになりますし、ギターやベースなど他の弦楽器にも使用可能です。
慣れてしまうと、ウクレレモードが付いているチューナーでも、クロマチックモードでチューニングするようになるでしょう。
練習前にはチューニング
ウクレレに限らず弦楽器は、演奏する前にチューニングをします。
チューニング(調弦)とは…開放弦の音を、楽器によって決められた音に合わせる作業です。
ウクレレの場合は…構えて上から(4弦から)、
GCEA(ソドミラ)にチューニング(調弦)します。
買うならクリップ式チューナー
チューニングをする時は、次のいずれかの道具を使います。
- 音叉
- ピッチパイプ
- チューナー
- チューニングアプリ
今ではアプリでチューニングする方も多くいらっしゃいますが、もし購入するなら、ウクレレのヘッドに直接付けられるクリップ式のチューナーが便利です。
ウクレレ専用チューナーは必要ない
クリップ式チューナーは、ボタン電池で動く小型のチューナーです。
メトロノーム機能がついているものや、様々な楽器に対応できるものなど、多くの種類があります。
ウクレレ専用のチューナーもあり、購入する際迷うところですが、どの弦楽器にも使える“クロマチック•チューナー“または“クロマチック•モードのあるチューナー“を購入することをオススメします。
ウクレレ専用はGCEAのどれかしか表示しない
ウクレレ専用のチューナーは、
「4G」「3C」「2E」「1A」
のように、弦番号と音名を表示してくれるので、一見親切なように見えますが、逆に言えば、発した音が、その4つの音のどれに近いかしか表示してくれません。
クロマチックは半音ごとに表示する
クロマチック•チューナーは、発した音に1番近い音を認識して、半音ごとに表示してくれます。
ウクレレのチューニングがGCEAであることを知っておく必要はありますが、音が大きくずれている時は、どの程度ずれているのかを素早く把握することが出来ます。
切替式でもクロマチック•モードで慣れておこう
購入したばかりのウクレレや、弦を変えたばかりのウクレレは、弦の音がGCEAから大きく外れています。
そんな時は、クロマチック•チューナーが便利です。
出てる音がどの音に近いのか、半音ごとに教えてくれます。
楽器ごとにモードを切替られるチューナーもありますが、そんなチューナーをお持ちの方でも、予め“クロマチック•モード“で慣れておくと、チューナーを万能に使いこなすことが出来るようになるでしょう。
以上、『【ウクレレ•チューナー】クロマチック•モードで万能チューニング』でした。
MAHALO 🌴 A Hui Hou
他の楽器とアンサンブルをする方は、ピッチ設定の出来るチューナーがあると便利です。