ウクレレ以外の楽器とアンサンブルする時、音がちょっと合わないな…と思うことがあるんだけど。
もしかすると他の楽器のA音が、ウクレレとは異なる周波数で調律されているのかもしれませんね。
気になるようなら聞いてみて、周波数を合わせられると良いですね。
ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。
A音の周波数は、国際基準値で440Hzと定められていますが、楽器によっては442Hzなど異なる周波数で調律されているものもあります。ウクレレは、演奏するたびに調弦(チューニング)する楽器ですので、他の楽器とA音が合わない時は、ウクレレが合わせてあげられると良いですね。
このお話を読むと、楽器によって微妙にA音の基準が違うんだなー、ということが分かるようになります。
どうして楽器によってA音が違うの?
ウクレレをポロロ〜ンと鳴らして最後に鳴る、
「A(ラ)の音の周波数を、440Hzにしよう」
と1953年に国際標準化機構(ISO)で定められました。
ですから、国際基準値はA=440Hzですが、クラシック界では442Hzが使われていたり、どちらにも対応できるように441Hzを採用しているジャンルもあったり、と必ずしも全世界•全楽器でA音が同じ周波数には統一されていないようです。
ウクレレは普段440Hz
ウクレレは、国際基準値のA=440Hzにのっとり、ウクレレ専用チューナーなど、設定を変えられないチューナーの周波数は、A=440Hzに定められています。
周波数を変更できないチューナーは、その分操作もシンプルで使いやすく出来ています。
そのため他楽器とのアンサンブルなどの予定がない場合は、ピッチ設定(周波数設定)の出来ないチューナーでも十分であると考えます。
気になるなら合わせてあげよう
ウクレレ以外の楽器とアンサンブルをする場合は、練習前にチューニングで合わせる必要があります。
もしチューニングでお互いA音を出し合った時に、「あれ、なんか違うな?」と感じたら、調整してみましょう。
実際のところ、A音が440Hzから441Hzになってもほとんど気になりません。
442Hzになってきても「ん?」なくらいです。
A=442Hzの例としては、ピアノが挙げられます。
そのピアノがクラシック仕様で調律されている場合、A=442Hzである可能性が考えられます。
気にならなければ、そのままで良いと思いますが、気になるようでしたら、ウクレレが合わせてあげましょう。
その時は、ピッチ設定(周波数設定)の出来るチューナーで、基準周波数を変えた上で、チューニングをします。
使いこなすまでには少し慣れが必要ですが、他楽器とのアンサンブルの予定がある方は、持っていると便利です。
今回は私が前に、グランドピアノを中心としたお楽しみアンサンブルで経験したことをもとにお話しました。
さらに普段のチューニングでは気にしないA音について、少しだけ深堀りしてみました。
以上、『【ウクレレ440Hz】他楽器との合奏では周波数を合わせよう』でした。
MAHALO 🌴 A Hui Hou