2021冬号【ウクレレマガジンVol.24】読んでみた!オータサン、エバラ健太からおなじみの名渡山遼、勝誠二、富永寛之まで

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ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

半年に一度、リットーミュージックから発行される『ウクレレ・マガジン』、今回も購入して読んでみました。

毎回ウクレレ情報が満載のウクレレ・マガジンですが、今回はその『ウクレレ・マガジンVol.24』の中から私が気になったところを、わたくし目線で独自にピックアップしてみました。

これから購入を考えている方も、既に購入済みの方も、最後まで一緒に楽しんで頂ければ、と思います。

それでは、レッツゴー!


ウクレレ・マガジン Vol.24 WINTER 2021(リットーミュージック・ムック) ((Rittor Music Mook))

ウクレレ・マガジンざっくり概要

夏と冬の年に2回、ムックとして刊行されているこの『ウクレレ・マガジン』、2020-2021年冬号となるVol.24には、ざっくり以下のような内容が掲載されています。

ウクレレ・アーティストとしてオータサン荻野目洋子のインタビューがあり、
スペシャル・プログラムとしてエバラ健太のデイリー・トレーニング があり、
楽譜として「勝誠二のラクラク弾けるウクレレうた本」と「富永寛之のソロ・ウクレレ」があります。

その他、毎回おなじみの
「最新ウクレレ・レビュー」、
名渡山遼のウクレレ・ラボ」、
「にっぽんのウクレレ工房」の連載の他、
プロダクツ・イベントなどのニュース&インフォメーションが掲載されています。

ちなみにムックとは、『magazine+book=mook(ムック)』で、「雑誌と書籍をあわせた性格を持つ刊行物(Wikipediaより)」だそうです。

また編集後記によると、今回文字の大きさが変わったそうです。
確かに過去号と比べてみると、ちょっと大きくなって、随分見やすくなっています。

『ウクレレ・マガジン』はこのようなムックなので、リピーターにとっては雑誌の様にいつもの内容で安心して読み進めることが出来て、初めて手に取る方にとっても書籍の様に充実した内容となっています。

ここからは順不同で、そして全くわたくしの独断と偏見で、気になった箇所のみをピックアップしていきたいと思います。

海のような青さのウクレレにうっとり

まずは毎回たのしみな「最新ウクレレ・レビュー」、私はいつも熟読してしまいます。

今回の「2021 WINTER Ukulele Review」でも、多くの素敵なウクレレたちが紹介されていました。

中でも私の目をひいたのは、海の水模様を描いたかのようなバックが印象的な、LEHOのテナー・ウクレレ(LHUT-ASQM-LMT)でした。

雑誌でのウクレレ鑑賞なもんで、ルックスの好みだけで選んでいるわけですが、どこから見ても海のような見た目が気になりました。

指板には波やサンゴ、そして大きなマンタのインレイまであり、スロテッド・ヘッドのテナーサイズながらお値段もリーズナブルです。

いつも楽しいウクレレ弾き語りスコア

ラクラク弾けるウクレレうた本 」でおなじみの勝誠二さんの、ウクレレコード譜のコーナーも、7曲ものスコアが掲載されています。

ウクレレ弾き語りが好きな方にとっては、この「うた本」コーナーが一番の目玉コーナーかもしれません。

毎回、往年のヒット曲から、最新のポップスまで取り入れた、贅沢なラインアップになっています。

全ての曲が、勝さんの模範演奏によるYouTube動画として挙げられているので、知らない曲でも見て聴いて楽しむことが出来ます。

最新曲の中では、「NHK紅白歌合戦2020」に出た曲が2曲入っています。
中でも勝誠二さんアレンジの「香水」は、弾きながらでも歌いやすいように、ストラミングがうまくアレンジされていて、「なるほどー」と思いました。

ちなみに、多くのスコアで採用されているこのCキーですと、原曲のキーに近くて男性には良いのですが、女性にはちょっと歌いにくい高さになります。
私が女性用に歌いやすいキーに移調したスコアは、piascoremucomeの方で配信販売されています。

オータサンの親指ピッキングの理由

SPECIAL PROGRAMとしてある「ウクレレ・レジェンド連載~The Legendary Ukulele Players File」の第4回は、“ウクレレの神様”といわれるオータサンです。

オータサンのこれまでの歩みやディスコグラフィー、演奏分析スコアの他、関連記事としてオータサンのインタビューもありました。

そのオータサンのインタビューの中で印象的だったのが、「親指ピッキングをはじめたきっかけ」でした。

インタビュー記事の中で、オータサンは「ピアノのような音色を出したくて(親指ピッキングを)はじめました」とありました。

なるほど、音色重視でオータサンはこの親指ピッキングの奏法を始めたんんだ、と凄く納得してしまいました。

そういえば、100歳を超えても現役で演奏を続けていらしたウクレレ・マイスターのビル・タピアさん(1908-2011)も親指ピッキングでした。

私は時々、様々な指を使うピッキング方法が考えられる中、どれが良いのか、どれがスタンダードなのか、と考えてしまうことがあります。

私自身は、以前ツーフィンガー・スタイルの先生にウクレレ・ソロを習っていたので、基本的にはツーフィンガー・スタイルで弾こうとします。
ちなみにウクレレのツーフィンガー・スタイルは、スラッキー・ギターがツーフィンガー・スタイルを基本としているところから来ているのではないか、と推測しています。

さて話を本誌『ウクレレ・マガジンVol.24』に戻すと、オ-タサンの演奏分析として、
HAWAII [The Best Selection from M & H HAWAII]』より「Song For Anna」と、
Hawaiian Time -Ukulele Solo-』より「Little Brown Gal」
の2曲がスコアの一部と共に掲載されています。

またなんと、新作アルバム『アメイジング・ウクレレ』より、オータサンの代表曲の一つである「Rhapsody In Blue」のスコアも掲載されています。

ウクレレ・チャンピオンのデイリー・トレーニング

オータサン特集の他、もうひとつのSPECIAL PROGRAMは、「エバラ健太のデイリー・トレーニング!」となっています。

エバラ健太さんは、ソロ・ギターによる“フィンガーピッキング・デイ・コンテスト”(2015)と、“インターナショナル・ウクレレ・コンテスト”(2020)で最優秀賞を獲得された、ギターとウクレレのチャンピオンです。

そのエバラ健太さんが作成されたデイリー・トレーニングのフレーズが、解説と共にスコアで掲載されています。

このデイリー・トレーニングのコーナーでは、ストロークやアルペジオなどの奏法から、ハーモニクスハンマリング・オン/プリング・オフなどのテクニックまで網羅したスコアが、16もの曲に分かれて載っています。

様々な奏法やテクニックがあることから、エバラ健太さんはその弾き方に合わせて、色々な指を使って演奏しています。

YouTubeの模範演奏もあるので、スコアだけでなく、演奏も見ながら練習することが出来ます。

トミーのソロ・ウクレレは聴くだけでも満足

トミーこと名手・富永寛之さんのソロ・ウクレレのコーナーでは、 グループ・サウンズやその周辺曲など8曲ものウクレレ・タブ譜が掲載されています。

私はその中でも、ロス・インディオス&シルヴィアの「別れても好きな人」が懐かしく、すぐに富永寛之さんの模範演奏を見て、少し練習してみました。

ちなみに、模範演奏を見ていただくと分かるかもしれませんが、富永寛之さんは親指の爪を長く伸ばして、ピックを使っているかのように演奏されています。

私も以前、ウクレレショップ・ポエポエ東京のスクールで、富永寛之さんの「ピックで弾くウクレレ」のワークショップを受けたことがあります。

ピックの持ち方や振り方にコツが要りますが、うまく使いこなすことが出来ると、ハッキリ・シャッキリとした出音で、クリアな演奏をすることが出来るんだなぁ、ということを学びました。

YouTube連動だからDVD付き雑誌の感覚で楽しめる

ここまで、最新ウクレレ・レビューからウクレレ・プレイヤーのスコアまで、『ウクレレ・マガジンVol.24』の一部をご紹介してきました。

後半戦は、「右手の使い方ってやっぱり、いろいろあるんだなぁ」というところに注目しながらのお話になりました。

ところで昔はこの『ウクレレ・マガジン』、夏号のみCDの付録が付いていたんです。

それが数年前から、夏・冬号ともにCDの付録はなくなり、代わりにYouTubeで模範演奏や参考動画を視聴できるようになりました。

視聴できる内容も充実してきており、今回の『ウクレレ・マガジンVol.24』では、
エバラ健太のデイリー・トレーニング
名渡山遼のウクレレ・ラボ
勝誠二のラクラク弾けるウクレレうた本
富永寛之のソロ・ウクレレ
のコーナーがWEB連動となっています。
各WEBページから、更に各模範演奏のYouTube動画を視聴しに行ける形になっています。

また模範演奏だけではなく、名渡山遼さんの実験の様子も、動画で視聴できるようになっています。
本誌の実験データと併せて、耳でも結果を確認できて、なかなか興味深かったです。

このように、今ではすっかり『ウクレレ・マガジン』はYouTubeと連動になっていて、まるでDVDの付録が付いている雑誌のような感覚で、読んで・見て・聴いて、楽しめることが出来るようになっています。


ウクレレ・マガジン Vol.24 WINTER 2021(リットーミュージック・ムック) ((Rittor Music Mook))

まだ『ウクレレ・マガジンVol.24』をお持ちでない方は、まず動画を見てみてもよし、既にお持ちの方は、改めて味わいなおすも良し、ですね。

そこにはきっと、お一人おひとりの味わい合い方があるのではないでしょうか。
今回はウクレレ情報満載の『ウクレレマガジンVol.24』を、わたくし独自の目線でレビューしてみました。

以上、『2021冬号【ウクレレマガジンVol.24】読んでみた!オータサン、エバラ健太からおなじみの名渡山遼、勝誠二、富永寛之まで』でした。

MAHALO 🌴 A Hui Hou

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