【ウクレレベース】チューニングは、ウクレレと同じ?ベースと同じ?

ウクレレとその仲間たち

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ウクレレベースって気になるんだけど、あれはウクレレなの?ベースなの?

チューニングはどうなってるのかな?

SUMI
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ウクレレベースは、ウクレレのような小さなサイズでありながら、ベースのような低い音が出る弦楽器らしいわ。
大きさはウクレレ、音はベースというわけね。

チューニングはベースと同じで、エレキベースと同じように練習すれば良いそうよ。

ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

ウクレレを始めると、そのうち他の弦楽器にも興味が出てきます。
興味はあるけど、小さくて手軽に持ち運ぶことが出来るウクレレに惚れ込んだのだから、ギターやベースは大きすぎてもってのほか。
そう思っていたら…最近はミニギターやミニベースまで見かけるようになりました。
そして、ウクレレベースというものまで!

ウクレレベースなら私にも弾けるかも。
弾いてみたいけど、チューニングはどうするのかしら。
ウクレレと同じチューニングじゃダメなのかしら。
そう思って、調べてみました。

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ウクレレベースの大きさは、バリトンサイズと同じ

まずウクレレベースの大きさですが、スケール(弦長)が500mm強あり、バリトンサイズのウクレレと同じくらいの大きさになります。
“ウクレレ“というには、“ちょっと大きいな”と言うイメージの大きさです。

ウクレレベースのチューニングは、ベースと同じ

ウクレレベースのチューニングは、ベースのレギュラーチューニングと同じで、低い方の4弦から順に

E-A-D-G

となります。

ちなみに、ウクレレと同じチューニング(G-C-E-A)のウクレレベースも、以前はあったようですが、定着しなかったようです。

どうしてウクレレと同じチューニングではいけないの?

以前は、ウクレレと同じチューニングのウクレレベースも、実際にあったわけですから、「どうして?」と思っても無理はないでしょう。

また、「ウクレレとは違うチューンングを覚えないと行けないのは、面倒だ。」と思う方もいらっしゃるでしょう。
実際、私もそうでした。

さらに、ウクレレソロを弾く方で、ウクレレでのスケール(音階)感覚が既に身についている方は、なおさらウクレレのチューニングのまま、ウクレレベースを弾く方が楽だ、と思うかもしれません。

しかし、ウクレレベースは、ベースのチューニングで使うように出来ていますし、実際皆さんベースのチューニングで演奏されています。
なぜならば…そう、ベースのチューニングには、ベースならではの“良さ”があるからなのです。
ベースからウクレレベースに訪れている方からすれば“当たり前”の事なのですが、

ベースのチューニングは、
E-A-D-G です。

各開放弦の音の間隔を見てみると、E-A間、A-D間、D-G間とも、どこの間をとってみても、完全4度(半音5個分=5フレット分)開いています。
全ての開放弦の音の間隔が等しいのです。

これは何を意味しているかというと、1つのキー(調)で、コード進行やフレーズなどを、指板上の位置関係で覚えてしまうと、その位置関係のままフレットや弦をずらすだけで、他のキーにも応用できる、ということを意味しています。

ウクレレはコードフォームを見て、コードを“ジャラ〜ン“と鳴らす弦楽器ですが、ベースは低音を単音で鳴らす弦楽器です。

コードのルート(根音)を中心に単音で弾いていくベースだからこそ、“全ての開放弦の音の間隔が等しい”ことがその“良さ“につながっているのだと考えます。

今回は、ウクレレベースのチューニングはベースと同じチューニングであることと、ベースのチューニングにする方が良い理由について、お話しました。
ウクレレベースが弾けるようになると、エレキベースなどの他のベースにも応用できるようになります。
また、ハワイアンベースなどのベースのワークショップにも参加できるようになりますね。

以上、『【ウクレレベース】チューニングは、ウクレレと同じ?ベースと同じ?』でした。

MAHALO 🌴 A Hui Hou

おすすめのウクレレベース

ウクレレベースには専用弦を
(弦交換の際はワウンドタイプの弦がおすすめです)

ウクレレベースにはクロマチックチューナーがおすすめ
(チューナーはウクレレベース本体にも付いています)

いよいよウクレレベースを練習しようと思い付いたら、あると便利な周辺機材は…サイレント・ウクレレに必要な周辺機材とほぼ同じです。

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