先取りで行こう!〜ウクレレでフラミュージックらしい「ノリ」を出すためには〜

ハワイアンウクレレの弾き方

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ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

フラと共に奏でられる心地よい音楽、海辺にいて今にも波の音が聞こえてきそうな感覚になることもあるハワイアン・フラミュージック🌊

どうして、そんな風に聞こえるんだろう?どうしたら、そんな風に演奏出来るんだろう?

今日はそのちょっとしたコツを、紹介したいと思います。

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譜面どおりに弾く・歌うと、「ノリ」が出ない!?

フラソングのリズムには大きく分けて、跳ねる「フラビート」と跳ねない「エイトビート」がありますが、今回は跳ねる「フラビート」の方についてのお話です。

基本的に1小節に4拍の曲で、跳ねるリズムなので、譜面どおりのリズムをコトバで表してみると、

|タッカ タッカ タッカ タッカ|タッカ タッカ タッカ タッカ|

※縦線『|』は小節線

また、「月の夜は」を譜面どおり歌ってみると、

|つ き の よ|は ー   |

となります。   

『うーむ』これだと、「ノリ」が・・・。フラダンサーも踊りにくいと感じるでしょう。

コードも歌詞も、前ノメリがちょうどイイ!

あの打ち寄せる波のような〜ハワイアン・フラソングの感じを出すには〜

そう、前ノリで乗り込んじゃえばイイんです!

現地ハワイの方々は自然と身についていることなのですが、私たち日本人は意識してみないと忘れがちになります。

先ほどのリズムだと、

カ|タン カタン カタン カタン カ|タン カタン カタン カタン カ|タン・・・

となり、「月の夜は」は、

つ| き の よは|ー

と半拍分前に移動させて演奏します。

この時、ウクレレのコード・チェンジも前のめりにすると、より「ノリ」が出ます。

|F |F7 |B♭   | B♭m   | 

F|    F7|   B♭|   B♭m|    |

実際の演奏に即した譜面はかえって見づらくなります。

従って、簡単に表した譜面を元に、前ノリで演奏すると、ちょうどフラミュージックの「ノリ」が出せる、という事になります。

まとめ〜アンティシペーションで見違えるフラミュージック〜

このように、リズムやコード、それに歌詞を先取りして演奏することを、「アンティシペーション」と言います。

まずはウクレレでの伴奏を練習して、それから歌ってみると、自然と先取り出来て歌いやすくなっているのではないでしょうか。

見違えるようになったあなたのフラ伴奏で、是非フラを踊ってもらってくださいね♪

以上、『先取りで行こう!〜ウクレレでフラミュージックらしい「ノリ」を出すためには〜』でした。

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