【ウクレレでアルペジオ】もっと自由に!弾く順番は決まっていない

ウクレレ奏法

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バラードなどスローテンポの曲を弾き語りする時、パラパラ爪弾くように伴奏すると、しっとりとして素敵だよね。
あれどうやって弾くのかな?

SUMI
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あの奏法はアルペジオといって、コードの音を分散させて鳴らす弾き方です。
よく「どの順番に弾くんですか?」と聞かれますが、特に決まりはないんですよ。

ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

ゆっくりした曲を弾き語りする時、アルペジオで伴奏すると「素敵ね」とよく言われます。
ウクレレの教則本を見ても様々なパターンが載っている事と思います。
合奏で合わせる時は、弾き方を揃えなければなりませんが、一人で弾く時や、アンサンブルでアルペジオ担当が一人の時は、お気に入りのパターンで自由に弾いて良いんです。

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アルペジオとはどういう奏法?

アルペジオとは分散和音のひとつで、ひとつの和音の中の音を、低音または高音から順に、連続して弾く奏法です。

いつでもどこでもウクレレ弾こうよ 渡辺直則 著より

とあります。
左手でコードを押えて、右手で一音ずつ爪弾いて行く弾き方を、アルペジオと呼びます。

また、アルペジオの語源については、ハープの演奏方法から来ているようです。

「ハープ(伊:arpa)を演奏する」という意味のイタリア語”arpeggiare”を語源としている。

ウィキペディア “アルペッジョ” より

弾く弦の順番は決まっていない

アルペジオは左手のコードを押えたまま、右手の指でテンポを崩さずに弦を1本ずつ弾いて行きます
通常、8分音符の長さで弾くので、1小節4/4拍子の中に、8個の音が入ります

先ほどアルペジオ奏法の説明の所で『低音または高音から順に弾く』とありましたが、ウィキペディアにはこのような記述もありました。

日本においては順番に弾くことだけではなく、コードを抑えた状態で弦を一本ずつ弾く事全般を言う場合もある。

ウィキペディア “アルペッジョ” より

特にウクレレにおいては、低い方から順に弦が並んでいませんので、そのコード内の音であれば、高くなったり低くなったりしても、おかしくはありません。

ですから、一人で弾く時や、合奏でもアルペジオ担当が自分一人の時は、どの弦をどの順番に弾くかは、自由で良いのです。
アルペジオは8分音符でテンポをきっちり揃えて弾くのが難しいので、アンサンブルの場合もアルペジオ担当は一人にしておく方が、音のズレが気にならなくて無難です。

自分のスタイルを見つけよう

さて、「自由に」と言われると困ってしまうものです。
まずはお手持ちの教則本にアルペジオの譜例があれば、それで練習してみましょう。
次に簡単な例を挙げておきます。

4拍子の場合
上から順に2回弾いて1小節
弦番号→4,3,2,1,4,3,2,1...
3拍子の場合
上から順に下まで弾いたら、今度は下から上に戻ってきて1小節
弦番号→4,3,2,1,2,3,

これを、左手はコードを押えたまま弾いてみます。
コードは何でも良いのですが、1番簡単なCで弾いてみましょう。
練習した中から、ご自分にしっくりくるものを見つけてみてください。
またはご自分で新たなパターンを発見してみるのも楽しいでしょう。
更には曲によってパターンを変えてみるのも良いと思います。

なお右手の使う指についてですが、これも絶対的な決まりはありません。
しかしまだ決まっていない方には、『ツーフィンガースタイル』をおすすめします。
親指と人差し指を使って、親指では主に4〜2弦を弾き下ろし、人差し指では主に1〜2弦を弾き上げます。
ひょうたん型のウクレレのくぼみ辺りに、小指や薬指を当てがい、サウンドホールの前辺りで弦を弾きます。

それでは、いろいろなパターンを試してみて、お気に入りのスタイルを見つけてみてください。
以上、『【ウクレレでアルペジオ】もっと自由に!弾く順番は決まっていない』でした。

MAHALO 🌴 A Hui Hou

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