【スチールギターのチューニング】ハワイアンが弾きたくて弦交換してみた!

フラとハワイとウクレレと

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ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

ウクレレもいいけど、スチールギターも弾けたらいいなぁ~、という思いだけで居候しているラップスチールギターが、うちにはあります。

ほとんど練習する機会がなかったので、弦を交換することもなかったのですが、この度交換せざるを得ない事態が発生したので、スチールギターの弦を自分で交換してみました。

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弦交換することになったきっかけ

C6チューニングでうちにやってきて5年目に入る私のスチールギターですが、E7チューニングを推奨されている、スティールギタリスト関万里子さんのYouTubeを見てから、ハワイアンを弾くんだったらC6よりE7の方がよいのでは?と思い立ちました。

そこで、今張ってある弦を、そのまま無理矢理E7にチューニングしようとしたのですが…

その時でした。

緩める方向でチューニングすればよかったのに、締める方向でペグを締めすぎたら…“パチーン!”と弦が切れてしまいました。

「よーく考えれば分かるじゃない?」というお恥ずかしい話かもしれませんが、強固な本体は大丈夫なはず、とスチールギター本体のことしか気にしていなかったのです。

そういう経緯で、この度の弦交換が必要となりました。

チューニングに合うスチール弦を購入

さあでは、次はE7のセット弦を購入しようかなぁ。

スチールギターの弦は、他の弦楽器と同様に、そのチューニングに合わせて、弦を使い分けなければいけません。

ところで、そもそもスチールギターのチューニングにはいろいろあるようなのですが、本当は何が良いのだろう?と改めて考えてみました。

スチールギターはウクレレと違い、バーで真っすぐにフレットを押さえて複音、つまりコードも出すので、弾きたい曲のジャンルに合うチューニングがあるのではないか、と思ったのです。

ハワイアンでは、メジャーコードとセブンスコードが大半なので、マイナーコードが入っているC6(=Am7)チューニングよりも、セブンスコードが入っているE7チューニングで弾く方が、楽に弾けるのでは?と思いました。

しかし、E7チューニングで書かれているスチールギターの教本は探しても見つかりません。

出ている教本は、すべてC6チューニングで書かれています。

E7チューニングで弾いてみたいのなら、E7チューニングの先生に習うのが一番良いのでしょう。

しかし今はまだ、ちょっとした時間にちょこっとかじってみたい、という程度だったので、E7の弦を買っても上手く自分で練習出来るか、不安になりました。

そこでとりあえず、C6とE7のセット弦を、両方購入しました。

ラップスチール用セミフラット弦 E7TH TUNING(左) と ラップスチール用セミフラット弦 C6TH TUNING(右)

このラップスチールギターの専用弦というものは、その辺の楽器屋さんで普通には売っていなかったので、サウンドハウスで注文しました。

さて、どちらの弦を取り付けようかな…と楽しみながら迷いましたが、今回は教本の充実しているC6セット弦を張ることにしました。

もしもC6チューニングのスチールギターがある程度ひけるようになったら…いつかE7チューニングも試してみたいと思います。

スチールギター弦交換の手順

せっかくですので、ここでスチールギターの弦交換の方法をご紹介しておきます。

今ある弦をはずす

まずは、今ついている弦をすべて外します。

ニッパーで弦を切っても良いですし、ペグを緩め切ってから弦を外していくのでも構いません。

ここでペグを回す時に、ストリングワインダーがあると大変便利です。

String winder

後で弦を取り付けるときにも、ワインダーは使いますので、一つあると良いでしょう。

弦をすべて外したら、普段手が届かない所のクリーニングをしておきましょう。

次に、取り付ける弦を確認します。

私が購入した弦の場合、2本ずつが一つの袋に入っていました。

左側にヘッドを置いたときに、向こう側から1弦、2弦、…と数えて、一番手前が6弦になります。

弦の端を留める

ポール・エンドと呼ばれる、金属製の輪が付いている弦の一端を、本体のブリッジに取り付けます。

写真手前側の穴から弦を通して、ネック側に折り返す形のブリッジ

ポール・エンドを固定するブリッジの形状には、いくつかのタイプがあるので、外す前の弦の状態をよく見ておき、同じように留めます。

留め方を覚えておくのに自信のない方は、はじめに全部の弦を外してしまわずに、1本くらい残しておいて、残った弦を見本にして、同じように弦を留めましょう。

必要な長さの所で弦を折る

弦をヘッドの方まで軽く引いて伸ばし、巻くペグの2つ分ほど先の長さで弦を折り曲げます。

こうすることで、折り目が目印になるだけでなく、ペグの穴に弦を通したあと、折り目の所で弦が引っ掛かり、弦を巻き始めやすくなります。

ペグを回して弦を巻く

スチール弦を、巻くペグの穴に通したら、折り目の所で引っ掛かるように弦を軽く持ち上げながら、ワインダーでペグを回して、弦を巻きあげていきます。

巻き上げている最中も、弦を軽く手で引っ張り上げながら、たるみのないように巻いて行きます。

この時、折り目を付けた方の余分な弦が、一緒に巻きこまれないように注意してください。

余分な弦を切って巻き終わる

弦が2周程度巻かれたら、余分な弦はニッパーで切っても構いません。

私は全部巻き終えてから余った弦を切りました

最後まで巻き終えたら、弦交換が完了です。

全ての弦を同じように交換し、最後にチューニングをしておきます。

今回のスチールギターの弦交換は、一般社団法人スチールギター協会さんのこちらの動画を参考にさせて頂きました。

動画で見たい方は、こちらの動画を参考になさってください。

私のスチールギター展望

スチールギター界は、ウクレレ界と比べると、演奏人口も少ないので当然、お教室や入手しやすい教則本の類いの数も圧倒的に少なくなります。

まず、スチールギターの教本は、C6チューニングで書かれているものしか見つかりませんでした。

そして、スチールギターの教本は、メロディーを弾くソロの演奏に関する解説本がほとんどです。

私は歌うことも大好きなので、スチールギターで伴奏ができればよいのになぁ、と思っていました。

そんなところ、参考にさせて頂いた動画の概要欄から、伴奏の教本を見つけました!

ラップスチールギター伴奏の教科書

一般社団法人スチールギター協会さんから、2021年1月に発行されています。

具体的には、この本に出会って、今回張る弦をC6に決めました。

しばらくは、この教本で少しでもスチールギターを楽しめるようになりたいと思います。

余談が沢山入りましたが、ご自分でスチールギターの弦交換をしてみたい、という方はぜひ参考にしてみてください。

以上、『【スチールギターのチューニング】ハワイアンが弾きたくて弦交換してみた!』でした。

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