ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。
ウクレレを習い始めると、いろいろなコードが出て来ます。「セブンス・コードは、 7度上の音を加えたコードだよ。」とか。
ハワイアンソングを皆で弾きながら歌い始めると、たまにハモる人も出て来ます。
「3度でハモるとイイよ。」とか。
この『○度』とは、どう数えれば良いのでしょうか?ご一緒に見て行きましょう。
度数とは音程の単位
音程とは、ある音とある音との距離のことを言いますが、その単位として、度数を使っています。
度数はどこから数えるの?
ある音を基準に数え始めるのですが、その基準の音自体が既に1度となっています。
数え歳と感覚が似ていますね。
実際に数えてみよう
例えば、ドを基準にした場合の各度数を、実際に見てみましょう。
1度
数え始めの音自体が1度となるので、ドと1度の関係にある音は、ドとなります。
別の言い方をすると、ドとドの間の度数は、1度です。
2度
ドとドが1度なので、ドの2度上はレとなります。
別の言い方をすると、ドとレの間の度数は、2度です。
3、4、5、6、7度
同じように、ドを1度として順に数えて行くと、
ドの3度上はミ、ドとミの間の度数は、3度
ドの4度上はファ、ドとファの間の度数は、4度
ドの5度上はソ、ドとソの間の度数は、5度
ドの6度上はラ、ドとラの間の度数は、6度
ドの 7度上はシ、ドとシの間の度数は、7度
となります。
8度
続けてドの8度上を数えて行くと、1オクターブ上のドとなり、基準の音と同じ音が回って来ます。
ちなみに、度数は下にも数えられるので、ドの8度下は、逆に1オクターブ低いドということになります。
9、10、11、13度
音階は『ドレミファソラシ』の7つなので、8度以上の度数は、1オクターブ以上離れた音との関係ということになります。
実際に使われているのは、9、10、11、13度です。
数えるのが大変になって来るので、簡易的に音階の7つの音(1オクターブ分)を引いて、その度数の音を導きやすくします。
ドの9度上は、9−7=2度上と同じでレ
ドの10度上は、10−7=3度上と同じでミ
ドの11度上は、11−7=4度上と同じでファ
ドの13度上は、13−7=6度上と同じでラ
お分かりいただけたでしょうか?
今回は、度数についての意味と、実際の数え方について整理してみました。
度数が分かると、コードへの理解も深まり、ウクレレもますます楽しくなりそうですね。
以上、『度数とは何のこと?実際に数えてみよう【簡単編】』でした。
MAHALO 🌴 A Hui Hou
参考文献
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