ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。
ウクレレを習い始めた方から、よくこんな質問をいただきます。コードって沢山あるけど、どれから覚えれば良いの?
どんな曲から練習すれば良いんだろう?
ハイ、お答えします。
キーがCの曲から練習すると良いですよ。初心者の方でも、すぐに沢山の曲が弾けるようになります。
またCキーの曲を沢山練習すると、後々コードの流れもつかみやすくなります。
確かに初心者向けのウクレレ・コード譜には、キーがCで書かれている曲が多いですね。
ちまたにはいろんなキーがあふれている
ウクレレを習い始めると、始めの1、2曲は易しくて、数少ないコードで弾ける曲をやりますが、すぐに様々なコードが出てくる曲に挑戦するお教室もあるでしょう。
また独学で始める方や、教室のレッスンに慣れてきた方が、市販の歌本などを購入してみると、難しい押さえ方のコードがいっぱい出てきて、本を見ながら弾くのに精一杯になってしまうこともよくあると思います。
これは歌いやすいキー(調)に合わせて、コードが決められていたり、さらにはお洒落なコードにアレンジされちゃっているからなんです。
お教室の先生によっても、『最初しばらくはCキーの曲ばかりやる』という先生もいれば、『1曲につき必ず3つのキーのバリエーションで練習する』という先生もいるようです。
歌いやすさを取るか、弾きやすさを取るか…結局どちらも中途半端に妥協して、C、F、Gあたりのキーを曲によって適宜使用する所が多いでしょう。
私もそうです、全く歌いづらいと楽しさ半減なので、C、F、Gあたりを使い分けています。
でも後々のことを考えると、Cキーをデフォルトキーとして頭にインストールしておくと便利ですよ、ということになります。
Cのキーとは?その時のコードは?
Cのキーとは、和名でいうところのハ長調で、きちんと言うとCメジャー・キーとなります。
頭から煙が出そうな方は、この項目はスルーしてください。
Cキーのダイアトニック・スケール(音階)
C D E F G A B
(ドレミファソラシ)
Cキーの場合、ピアノでいうところの白鍵の部分になります。
Cキーのダイアトニック・コード(和音)
C Dm Em F G Am Bm(♭5)
ダイアトニック・スケールをルート音(根音)としたコード群です。この7つのコードが、Cキーにおける基本のコードとなります。
Cキーの曲の見分け方、頻出コード
歌の終わりのコードが『C』=キーが『C』の曲
コード譜を見て、歌い終わりのコードがCの時、『この曲のキーはCだな』と分かります(例外あり)。
最近の奇をてらった曲には必ずしも当てはまりませんが、昔からあるシンプルな童謡やハワイアンソングには当てはまるので、見つけやすいと思います。
Cキーの頻出コードは、C 、F、G7(主要三和音)
この3つのコードがCキーにおける主要三和音で、スリーコードと呼ばれます。
C、F、G7が多く入っている曲が練習しやすいでしょう。ちなみにフラソングの場合は、この3つのコードに加えて、D7がよく出てきます。
まずはハワイアンや童謡で練習するのがオススメ
ご自分の好きな、歌いたい曲で練習するのが一番ですが、『なんでもいいの』ということであれば、まずはハワイアンソングや童謡がオススメです。
特にフラダンスを踊るためのトラディショナルなフラソングは、1曲が短いですし、使うコードの種類も、あってせいぜい4つか5つ位です。
是非この機会に、Cキーの曲を沢山弾いて歌って、レパートリーを一気に増やしちゃいましょう。
今回は、なぜCキーの曲から練習すると良いのかについてと、Cキーの曲の見分け方とオススメのジャンルについてお話しました。
MAHALO 🌴 A Hui Hou
参考文献
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