【ウクレレ】ハイコードは知ってるコードフォームをスライドするだけ

ウクレレのコードとキー

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この前、ハイコードって言うのを習ったんだけど、あれ一つ一つ覚えるの、大変だね。

SUMI
SUMI

そうね、別々のコードとして覚えようとすると難しく感じるけど、既に覚えたコードフォームを応用すれば、簡単に覚えられると思うわ。

ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。

ウクレレを習い始めてしばらくすると登場するハイコード、『フォームを覚える必要はあるの?』とか『よく分からない』など、最初は戸惑うこともあるかもしれません。

しかし、これを覚えるのにはコツがあって、一旦コツをつかんでしまうと、今まで覚えてきたコードフォームと関連付けて、スラスラ覚える、というよりスラスラ思い出すことが出来るようになります。

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ハイコードって何?どんな時に使うの?

ウクレレを始めて最初に覚えるコードは、押さえる弦の本数が少ないフォームのコード群です。
押さえる弦の本数が少ないコードとは、別の言い方をすると、開放弦を使ったコードということになります。
この開放弦が入ったコードのことを『ローコード』または『ロー・ポジション・コード』と言います。

ローコードに対し、それより音が高い位置での別の押さえ方を『ハイコード』または『ハイ・ポジション・コード』と言います。
開放弦を使わない、つまり全ての弦を押さえるフォームのコードとなります。

ハイコードを使う場面とそのメリットとしては、

  • 雰囲気を変えたい時、高い響きのコードを弾ける。
  • ウクレレソロでメロディが高音になる時、メロディ近くのポジションでコードも押さえられる。
  • 曲の途中で転調する時、同じコードフォームでフレットをスライドするだけで転調できる。
  • カッティング奏法をしたい時、左手親指の力を抜くだけでカッティングができる。

などが挙げられます。

ハイコードはローコードをずらすだけ

ハイコードとローコードでは使う指が違って来ますので、残念ながら手の形ごとそのまんまスライドすればいい、という訳には行きません。
しかし、押さえる箇所の形はそのままスライド出来るので、ハイコードのフォームは思い出しやすくなるでしょう。
普段よく出てくるコードで、具体例をいくつか挙げてみます。

AやB♭をずらして行くとCのハイコードになる

C7をずらして行くとD7のハイコードになる

E7をずらして行くとG7のハイコードになる

コードフォームは他にもありますが、ここに出ていない形も同じ原理でスライドできます。

このように、コードフォーム全体が1フレット上がると、コードの構成音も全て半音ずつ上がるので、コード名もそのまま半音上がります

この時注目しておきたい点は、ローコードの開放弦の○印の所は、ナットが押さえてくれている、という点です。
このことを考慮に入れてコードフォームを描き直すと、フレットをスライドするだけで、ハイコードのフォームを思い描くことができるようになります。

「これからハイコードを覚えるぞ」と意気込まなくても、既にハイコードとローコードはつながっていたんですね。

ナットが弦を押さえてくれているという事に思いを馳せて、ナットの分を自分の指に置き換えてフレット上をスライドして行けば、ハイコードが出来上がる、という訳です。
と、言うのは簡単なのですが、あとは練習あるのみです、そして指に覚えてもらいましょう。

以上、『【ウクレレ】ハイコードは知ってるコードフォームをスライドするだけ』でした。

MAHALO 🌴 A Hui Hou

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