ALOHA 🌺 レレラボのSUMIです。
今回は、私がウクレレを始めてから、それまで難解に思えていた、コードについて理解する事ができた経緯をお話ししたいと思います。昔からコードには興味があった
私がウクレレを始めて、かれこれ10年以上が経ちました。
昔は、コードのことが分かるようになりたい、とコードに関する本や、作曲ソフトを買って挑戦しましたが、理解できずに挫折しました。
小さい頃はピアノを習っていましたが、多くの方がそうであるように、私もただ譜面どおりに弾くクラシックピアノを習っていました。
ピアノのレッスンの中ではソルフェージュ(聴音)もやっていたのですが、和音(コード)の聴覚は養われたものの、そのコード名は教わりませんでした。
コード音とコード名の関連付けがされなかったんですね。今で言う、タグ付けが私の頭の中にされないまま、大人になりました。
ウクレレを習い始めることに
大人になってしばらくして、少し自分の時間ができたので、ウクレレを始めました。
それまでギターなどの弦楽器は一切やった事がなかったので、始めた当初はウクレレがどんなものなのか、どんな奏法があるのかなど、全く気にかけていませんでした。もちろんコードを理解したい、などと言う昔の希望は持っていませんでした。
さてウクレレは、4本の弦から出来ているハワイの弦楽器で、元来はフラの伴奏としてのリズム楽器で、コードをジャカジャカ鳴らす楽器です。
現在では、ウクレレ1本でメロディまで奏でるソロ奏法も大変親しまれていますが、まずウクレレを習い始める時は、簡単なコードで弾ける歌の伴奏を練習します。
ピアノで言うと、主に左手が担当する部分です。
そう、ウクレレは5線譜の単音ではなく、『C、F、G』と言うようなコード記号をみて、そのフォーム(指板を押さえる形)を練習しながら少しずつ覚えていくものでした。
ドがどこにあるのか、Cの構成音はなんなのか、一切知らなくても楽しめる楽器なのでした。
私は楽しくて楽しくて、しばら〜くは色々な曲を弾いて歌って、ウクレレを満喫していました。
さらにウクレレソロを始めると
そのうち、ウクレレソロという、メロディまでウクレレで弾く奏法があるということを知り、ウクレレソロのレッスンにも通うようになりました。
ウクレレソロでは、ピアノで言うところの右手と左手を同時にウクレレ1本で奏でます。
ザックリ言うと、ウクレレソロは、全体的にはコードを押さえながら、メロディをピンポイントで押弦し、弾いて行く奏法になります。
そうなると、各コードの構成音にも気を配らなくてはならなくなり、先生もその辺のことをよく教えてくれるようになりました。
前々から興味がありつつも、挫折して忘れていたコードについて、再び知る機会がやってきたのです!
手を動かしながら、耳で確認しながらの作業は、それまで本を読んで音源を聞くだけの勉強の仕方とは打って変わって、すんなりの私の頭の中に入ってきてくれました。
コードに関する本も、よく吟味しながら上手に選ぶ事ができるようになりました。
ピアノへの逆輸入現象も
最近ではたどたどしくですが、ポピュラーピアノのように、コード譜だけでピアノの弾き語りもできるようになりました。
ウクレレで得た知識を、ピアノへ逆輸入できた感覚です。
コードを理解するのに、私にはウクレレが合っていたんですね。ウクレレ様様です。
ウクレレはコードを理解しやすい楽器
コード(和音)とは、高さの異なる2つ以上の音が同時に鳴る音のことを言い、大部分が3音または4音で作られています。
ウクレレは弦が4本しかないので、それが返ってコードを理解するのに良かったのかもしれません。
ギターだと弦が6本あるので、押さえるのに一苦労、コードの構成音まで意識が行くのに二苦労、私の頭はキャパオーバーだったかもしれません。
というわけで、「コードについて知りたいけど、なかなか難しいな」という方には、是非ウクレレを始めることをお勧めします。
まずは弾いて歌って楽しんで、それから奥深いコードとウクレレの世界へ旅立ちましょう。
以上、『【ウクレレのご利益】コードが分かるようになった!』でした。
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